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2月 投資完了

先のエントリーで書いたようにようやく米国証券のInteractive Brokersを開設できたので、この口座での投資を開始しました。

売買手数料も含め、最低口座維持手数料が10ドル/月かかるので、逆にこれを利用して、月に2回の投資(計10回の投資=10ドルの売買手数料が発生)を実施することにしました。

あまり深い意図はないですが、第1週と第3週の火曜に実施することにしました。尚、投資対象は全てETFです。

<海外株式クラス>

  • 米国株式 : SPY 3株 + VTI 4株 = 948.32ドル
  • 欧州株式 : VGK 8株 = 536.24ドル
  • 新興国株式 : EEM 1株 + VWO 2株 = 333.22ドル
  • TTL : 948.32ドル

<海外債券クラス>

  • 米国債券 : AGG 4株 + BND 5株 = 802.17ドル

<不動産クラス>

  • 米国REIT : VNQ 3株 = 184.38ドル

<コメント>

  • 合計で 2,804.33ドル(約30万円) の投資でした。相場が落ち込んでいるので、暫くこのレベルの投資を毎月実施していこうと思っています。
  • 新興国株式/米国債券もバンガードのETFで統一したいのですが、売買高や純資産規模に不安あり、暫くはiSharesのETFと平行して購入していこうかと思っています。
  • 欧州債券の投資対象については検討中です。
  • 先月まで追加投資していた「PRU海外債券マーケットパフォーマー」は一時停止としました。
  • 不動産クラスの投資対象が確定できていません。米国だけでなく他国にも対象を広げたいですが、いい投資対象が見つかりません。

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海外株式クラス

海外(先進国)株式クラスを全く保有しておらず、このクラスのアセットを増やすことが今年度の投資方針でしたが、ようやく、今月から購入を開始しました。

このアセットクラスをカバーする基本的な指数といえば、以下です。

  1. アメリカ市場 → S&P 500 Index
  2. ヨーロッパを含むその他先進国 → MSCI EAFE Index

せっかく Interactive Brokers の口座を開設して色々な選択肢があるので、指数のことも含め、色々なETFを比較検討してみました。

(1)アメリカ市場

いくつかのの投資本では、「S&P 500 Index」のみでは割高な指数になりやすい、との指摘があったので、迷った結果、アメリカ市場の80%をカバーするこの指数と、より広範囲をカバーする「Dow Jones Wilshire 5000 Index」に連動するETFの2つを同時に積み立てていくことにしました。

コスト面と売買量を考慮して、以下の2つにしました。

  • S&P 500 Index→SPDRs (Ticker:SPY) 信託報酬 0.08%
  • Dow Jones Wilshire 5000 Index→Vanguard Total Stock Market ETF (Ticker:VTI) 信託報酬 0.07%

ともに信託手数料が激安ですね。SPYではなく、IVVでもよかったのですが、売買量が多く、かつ、信託手数料も安いSPYにしました。

(2)その他先進国市場

通常は、MSCI EAFE Index に連動する代表的なETFである

iShares MSCI EAFE Index (Ticker EFA) 信託報酬 0.34%

が第一候補になるのでしょうが、これには日本株式が含まれるのがいやでした。日本株式クラスはすでに大量にもっているので、これ以上比率を増やすのがいやなのです。よって、MSCI Europe Index に連動する以下のETFを積み立て購入することにしました。

Vanguard European ETF (Ticker:VGK) 信託報酬 0.12%

この指数を選択した場合、日本株の重複を避けることが可能となる一方で資源国オーストラリアの企業をカバーしないことになるのが弱点です。あのBHPビリトンをカバーできないのはちょっと痛いですが、所詮一企業なので気にすることない、と考えることにしました。

尚、この指数とETFについは以下のブログでも取り上げられています。

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ドルコスト平均法

インデックスによる長期投資を投資スタンスとされている方には、ドルコスト平均法による購入を実施している方が多いと思います。

このドルコスト平均法ですが、皆さんはどう考えていますか?

多くの投資本でこの方法が薦められていますが、一方で、山崎元さんなどは、この方法に極めて否定的です。

個人的には、この方法による投資効果を評価しつつも、思考停止状態で、「どんな時だろうがひたすらドルコスト平均法を実施する」というようなスタンスは、非効率な投資になる時が発生する、と思っています。

以前紹介した各種の本の主たるメッセージは、

  • 結局、相場の動きは誰にも分からない
  • 自分だけが長期にわたり市場を上回るリターンをあげると考えるのは無理がある

というものです。そして、

  • 市場並みのリターンで十分じゃないか
  • 市場並みでも、長期でみると、結構すごいリターンだよ

となり、では市場並みのリターンをあげる手法は、

  • インデックスに投資(銘柄の分散)
  • ドルコスト平均法による購入(購入タイミングの分散)

が最も有効であろう。となるのです。

ということで、理論的には最もなのですが、本の紹介の時にもコメントしたように素直に従うことができない性質なので、「でもねぇ」と思ってしまうわけです。

恣意性の働いた相場観や欲望/恐怖こそが長期投資の敵であり、これを排除する手法として極めて有効であることは理解できますが、どうみても<明らか>に方向性が分かっている時は、小休憩も必要だと思うのです。例えば、以下。

<明らかに割高になっている局面>

例えば、ここ数ヶ月の中国株。急上昇度は激しく、中国経済の方向性はともかく、中国株自体はどうみても調整局面がくることは分かっていました。この状況のなかで、「ドルコスト平均法だ」といって追加購入しつづける行動は正しいでしょうか?高値買いをし続けているとしか見えません。僕は、中国株に投資していましたが、数ヶ月前から購入をストップしていました。

しかし、「偉そうにいっているけど、調整局面がくることが分かっていたらどうして売却しなかったの?」と言われそうですね。それを言われると弱いです。割高局面でのスタンスをはっきりさせることができていません。ITバブルの時も、今回の中国株同様、割高と分かりつつ、保有を継続し、含み益を全て失ってしまいました。アホです・・・。

<明らかに下落トレンドの局面>

例えば1月の世界中の株式市場。年明け早々から下落が始まり、サブプライム問題の内容からみて、少なくとも1月は下落し続けることがはっきりしていました。この時に「ドルコスト平均法」といって、追加購入することは正しいでしょうか?ただのナンピン買いのように感じます。よって、僕は、1月は株式クラスへの追加投資はパスし、債券クラスへの投資だけにしました。

<金利上昇局面での債券投資>

特に長期債券であれば、金利上昇局面では債券価格が下落していきます。この局面で、「ドルコスト平均」といって追加購入するのは正しい行動とは思えません。将来の金利が上昇すると分かっていて、現在の低い利率の定期預金にいれるのと同じことです。

タイミング投資がbetter、とするものでは決してありません。そこまで自信家でもないし、自信家になれるような実績もあげてませんし。しかし、ある程度の相場観とファイナンス知識を有して、<明らかな局面>では、小休憩をする、という手法がいいような気がします。

ということで、僕は、2月より株式クラスへの追加投資を開始しました。まだまだ下落する可能性は大ですが、<明らかに下落する>という局面は越えたかな、と思った為です。

梅屋敷商店街のランダム・ウォーカーの水瀬さんは、「ちょっと投資心をくすぐるドルコスト平均法 」という方法を実践しているようです。1ヵ月の中での追加投資タイミングを図っているもので、なかなか面白いです。

僕の場合は、状況により1ヵ月以上は追加投資をストップするので、もう少し長い期間でタイミングをみていることになります(この期間を長くしすぎると市場の動きと良くも悪くも違ったものとなってくるのですが)。

このテーマは、個人の投資経験度や心の強さにより変わってくるかもしれません。なんだか、この方法を否定的にコメントしてしまいましたが、親や投資初心者には、単純ドルコスト平均法による追加積立を薦めるかもしれません。

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Interactive Brokers

お勧めの投資信託を紹介した際に、「人に勧めているが、自分はこれらを購入していません。なぜならアメリカの証券会社を利用して、より安いコストでこれら投信と同じことをできるから。」とコメントしました。

この証券会社とは、

Interactive Brokers

です。

11月頃に開設し、送金方法が分からなかったり、操作がわからなかったり、希望の株数が購入できなかったり、と時間が経過していましたが、先週、ようやく最初の株購入ができました。

まだ始めたばっかりですが、コスト面がかなり優れた証券会社なので紹介していきたいと思います。

尚、同証券を開設、操作するにあたりお世話になったブログは以下です。興味ある方はアクセスしてみて下さい。

  1. 駒沢公園散歩日乗
  2. 乙川乙彦の投資日記
  3. VMaxの投資ブログ
  4. MultiCharts

(1) 開設/操作における試行錯誤が記録されており、参考になります。非常に助かりました。

(2) 同証券で色々なETFを購入されており、購入銘柄選定の参考になります。

(3) 同証券の存在を知るきっかけになりました。

(4) システム会社のHPですが、同証券の開設手続きを手取り足取り画面で教えてくれるので非常に助かりました。しかし、このガイドが指示する選択箇所でいくつか注意すべき点があり、それらについては、(1)のブログで紹介されています。僕も時間をみつけて紹介したいと思います。

上記のブログで紹介されているので、僕が改めてコメントする必要もないのですが、それではあんまりでしょうから、一応、同証券のメリットを紹介します。

<メリット>

(1)売買手数料

売買手数料が激安です。1回当たり1ドル。日本のネット証券で海外ETFを購入する方、特にドルコスト平均法による毎月買付をする方の悩みは、購入手数料だと思います。確か、1回30ドルくらいですよね。同証券は、1回1ドルなので、心置きなく、ちまちま、と積み立て購入が可能になります。

(2)口座振込み(送金)手数料

通常、海外証券会社で売買する場合、当たり前ですが、海外への送金が発生します。ここで結構な送金手数料が発生し、コスト増となります。また、このコストを安くする為、送金手数料がもっとも安くつく銀行を新規開設する、など面倒なことが発生します。しかし、同証券の場合、日本のCITIバンクに円口座をもっているため、国内振込みでOKです。僕の場合でいえば、ジャパンネットバンクの格安振込み手数料で日本のCITIバンクに振り込むだけです。しかも円貨で。すばらしいです。

(3)為替手数料

海外の株式/債券に投資するには、当然、ドルを購入しないといけません。よって、為替手数料が重要になります。日本の銀行であれば、1ドル1円も取るし、日本のネット証券会社でも1ドル25銭程度はかかります。つまり、1ドル=100円という前提にたてば、銀行だと1%、ネット証券でも0.25%の手数料が係ることになります。これが、同証券では、F/Xの料金体系の為替手数料なので激安です。なんと0.002%の手数料です。最低2.5ドルとなっているので、一般的な投資家であれば、「金額に関係なく1回の為替手数料は、2.5ドル」と理解しておけばいいと思います。

(4)日本語の取引画面

海外の証券会社を使用するにあたっての懸念事項は英語でしょう。しかし、「WebTrader」を使用すれば(他にもPCにソフトをダウンロードして使用する「TraderWorkstacion」があるが、こちらは英語のみ)、日本語による操作が可能となります。

(5)メールやチャットによるサポート体制

やはり外国の会社というべきか、日本の証券会社の画面に比べて、イマイチ操作がよくわからない局面があります(特に始めたばかりの時は)。この場合、英語で電話質問するなどかなり抵抗感ありますが、メールやチャットによるサポートが充実しています(英語ですが、超しょぼい英語でOKです)。僕はメールサポートで大半の問題が解決できました。尚、香港支店であれば、日本語による電話対応もしてくれるそうです。僕は国際電話代が勿体ないので使用したことありませんが。

(6)海外送金

僕は海外に住んでいることもあり、定期的に日本の円をドル転して、海外に送金する必要があります。送金するためには銀行でドル転せざるを得ず、送金手数料も含めると馬鹿にならないコストが発生していました。しかし、同証券は、口座からの海外送金も格安ででき(月1回なら無料らしい<未確認>)、前述のように為替手数料も激安なので、今後は同証券会社口座を経由した海外送金をします(早速、昨日やってみました)。

(7)選択肢の豊富さ

最初に書くべきことかもしれませんが、米国市場に上場する全ての株/ETFを購入することが可能です。選択に悩みます。

<弱点>

(1)口座維持手数料

口座維持手数料が月10ドル発生します。但し、為替手数料や売買手数料が同金額以上になれば、この維持手数料は発生しません。よって、僕の場合、どうせこの手数料が発生するのであれば、これを利用しよう、と思い、特定銘柄を月2回に分けて購入しています(合計が10ドルになる範囲で)。

尚、月末残高が2,000ドル未満だと、この維持手数料が20ドルになるようです。

(2)MMFなどのサービスなし

MMFなどのサービスがなく、同証券に振り込んだ現金には小額であれば金利がつきません。10,000ドル相当以上の金額であれば、OverNight金利が適用されるようです。僕は、ジャパンネットバンクからの振込み手数料が安いということもあり、投資の都度とまでは言いませんが、適宜、振り込むこととし、まとまった金額を同証券口座に振り込むことは避けようと思っています。無金利はいやなので。

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2008年1月 運用実績

運用実績報告の第1弾。1月で区切りがいいですね。当ブログをみてくれている方の参考になるような運用実績となっていくといいのですが・・・。

【運用実績(単位:千円)】

<月中 追加投資>

  • 海外債券クラス : 198
  • 他 : なし

<1月 損益(=前月からの時価資産増減)>

  • 資産TTL : -4.0%
  • 内、現預金収支 : 秘密
  • 内、実現損益 : なし
  • 内、含み損益 : -4,136(現預金-403/債券-46/株式-2,987/不動産-616/その他-84) ・・・ 洒落になりません。

<月末 含み損益>

  • 資産TTL    :   +60 ・・・ 終に、たったこれだけの含み益に!!
  • 内、債券    :   -19
  • 内、株式    : +798
  • 内、不動産 : -719

<月末 アセットアロケーション>

  • 現預金 : 53.5% (円貨 41.1% / 外貨 12.4%)
  • 債券    :  2.1% (日本債券 0% / 海外債券 2.1%)
  • 株式    : 29.2% (日本株式 19.9% / 海外株式 0% / 新興国株式 9.3%)
  • 不動産 :  7.7% (日本REIT 7.7%/ 海外REIT 0%)
  • その他 :  7.5% (円貨 5.0%/ 外貨 2.6%)

【コメント】

  • 本来、時価資産増減は%で表示するほうが、ボラティリティが分かり、望ましいが、絶対額の方がリアル感が増すかな、と思い、金額で表示しました。
  • 今月購入した海外債券クラスは、「PRU海外債券マーケット・パフォーマー」です。
  • 一時は+1,000万円近くまでいった含み益が、終に+6万円になりました。合掌、チーン。尚、この月末含み損益に外貨預金に係る為替含み損益は含みません。過去データをトラックできず、把握できてません。前月末からの増減は把握できるので<1月 損益>には含まれています。
  • 相変わらず、ハチャメチャなアセットアロケーションです。海外(先進国)クラスを増やしていく必要があります。現預金が多すぎですが、特に意図はありません。無理して投資に回す必要はないと思っているだけです。

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1月の相場

仕事が多忙で、久しぶりのエントリーです。

しかし、サブプライム問題で世界中の株式下落が止まりませんね・・・。

幸か不幸か、相場が大幅に下落する時、休暇中であったり、出張中だったり、業務が忙しいときだったりすることが多く、結果、後日、数字をチェックして衝撃を受けるのですが、今回もまたそうでした。

長期投資を投資スタンスとしているので、通常、相場が下落してもバタバタすることがなく、逆に臨時投資を実施したりしていましたが、今回は若干事情が違いました。

というのも、今まではかなりの含み益があり、それが増減するだけだったので、余裕の逆張り投資(=下落時の追加投資)をしていましたが、ここ数ヶ月の下落でその含み益がほとんどなくなっており、心理的余裕がなくなっていました。

「下落局面で狼狽売りをしない」という点は、克服できていますが、「下落局面でも買いを入れ続ける」という点については、含み益がないと、なかなか難しいものがありますね。

現在の相場は、まさしく長期投資の実践を試されている相場ですね。

実は、今回の下落で積極的に追加購入しなかったのは、「含み益枯渇による心理的抵抗感」だけでなく、ドルコスト平均法による投資方法を完全に肯定していないことも理由ではあります。これについては、後日、別の機会にコメントしようと思います。

2月も中旬になりますが、ようやく1月の運用実績をまとめました。

今後、毎月、運用実績を報告していきたいと思います。

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