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敗者のゲーム

お勧め本シリーズ(8)

<ジャンル:資産運用>

<対象:投資を始める人も既に始めている人も>

言わずと知れた有名な投資本ですが、今頃読みました。既に紹介した「ウォール街のランダムウォーカー」や「長期投資で成功するための完全ガイド」に比較すると、それほどのボリュームもなく、非常に読みやすい為、あっという間に読めます。

しかし、中身はなかなか濃くお勧めです。

長期投資の有効性、インデックスの有効性について述べているのは、先に紹介した本と同じですが、この本で新たに得たポイントは以下です。

①インフレは思っていた以上に重要な問題である

各種の長期投資を勧める本では、米国株式がいかに長期にみればすばらしい運用益を生み出してきたか、をグラフや表で表していますが、これは「名目利回り」であり、インフレを考慮した「実質利回り」でみると大きく目減りするということが分かりました。インフレの影響は頭では理解していましたが、より具体的に数字で理解でき、自分がインフレを軽く考えていたことに気が付きました。債券投資に対するスタンスを再考する必要が出てきました。

②ポートフォリオは必ずしも年齢に影響をうける必要はない

結構目から鱗でした。どの長期投資本でも、年齢とともに株式の比率を下げ、債券の比率を高くすることを勧めています。これはこれで間違いではないのですが、もっと大きな視点というかもっと高いレベルになってくると違ってきます。

つまり、現在築いている資産は、自分ばかりでなく、子供や孫の代まで引き続き継続して運用されていく場合です。ヨーロッパの金持ちなんか、この典型ですよね。先祖から受け継いだ資産を、元本を取り崩しすることなく、その資産からの収益で生活できる体制になっています。この前提の場合、極端な話、100%株式投資が正しい解となります。

ま、僕の場合は、引退時期には元本取り崩しながら生活していくことしかできないだろうjから、あまり関係ないのですが、意識はしていようと思います。

敗者のゲーム(新版) なぜ資産運用に勝てないのか Book 敗者のゲーム(新版) なぜ資産運用に勝てないのか

著者:チャールズ・エリス
販売元:日本経済新聞社
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