不動産クラス投資対象の見直し

先のエントリーで書いたように、「債券クラス」と「不動産クラス」の追加投資対象が米国のみに偏っています。債券同様、米国以外の不動産を対象とするETFを探してみたところ、以下のようなものがありました。

SPDR DJ Wilshire International Real Estate (RWX)

(信託報酬 0.6%)

しかし、これも取引量、純資産額が小さく、現時点では投資対象にすることができません。

ということで、やむなく、国内の投資信託を購入することにしました。対象は以前のエントリーで紹介した「スゴ六」の構成ファンドである

STAM グローバルREITインデックス・オープン

です。

海外REITを対象にする投信はいくつかありますが、

  • 信託手数料が最も安いこと(信託報酬 0.861%)
  • 毎月配当でないこと

という観点からこれにしました。

しかし、

  • 同ファンドはまだ実績がない
  • 所詮は(というと言い方が悪いですが)日本の投資信託会社が運用する投信なので、長期に渡り生き残るファンドとなるか疑問

という点が懸念として残ります。

ということで、この投信を購入しつつ、やはり、現在追加購入中の

Vanguad REIT Index ETF (VNQ) (信託報酬 0.12%)

も継続して購入することにします。

問題は配分だな・・・。

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資産設計塾、シリーズ

お勧め本シリーズ(4)

<ジャンル:資産運用>

長期投資/分散投資の実践について、非常に分かりやすくまとめてありますので、今から資産運用を始める人にとってはガイドとして非常に役に立つと思います。シリーズは3冊あるようですが、僕は2冊しか読んだことないので、2冊のみ紹介します(この2冊で十分だと思いますが)。

内藤忍の資産設計塾 実践編 ―自分も資産も成長する新・資産三分法 Book 内藤忍の資産設計塾 実践編 ―自分も資産も成長する新・資産三分法

著者:内藤 忍
販売元:自由國民社
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内藤忍の資産設計塾 外貨投資編―投資フロンティアを広げる外貨攻略法 Book 内藤忍の資産設計塾 外貨投資編―投資フロンティアを広げる外貨攻略法

著者:内藤 忍
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さわかみファンド

先の記事でお勧めの投資信託について紹介しましたが、やはり、この投信も外せないかな、と思い直し紹介します。実は、僕は、この投信を長期に保有しています。その投資信託とは・・・、

さわかみファンド

です。

現在、

  • ノーロード(販売手数料なし)
  • 低コスト
  • 消費者の為の長期資産形成を運用方針としている

投資信託が続々と登場していますが、このトレンドの先駆けとなったのは同ファンドであり、やはり注目すべき投信だと思います。このファンドを運用するのは「さわかみ投信(株)」ですが、この会社の特徴は、

  • 金融会社系列でなく独立系の投資信託会社である
  • 会社としてただ1つのファンドを運用している
  • 広告をせず、直販体制をとっている

という点です。これらの点は、今までの投資信託業界からすると画期的なことです。僕は、この投信の存在を知った時、「おー、ついにこういう投信が出てきたかー。」と非常に印象深く感じました。

広告もせず、現時点で2,300億円という巨大なファンドに成長していることから、今でも大いに注目されているファンドと言えます。

さて、このように日本における長期投資の先駆けとなったファンドであり、また、ファンド創設者の澤上氏は日本の長期投資の伝道者のような方になっていますすが、先の記事で紹介した投信と異なる点があります。

  • 日本株のみの運用
  • インデックス運用でなく、アクティブ運用であること
  • 信託報酬が約1%

信託報酬が約1%であることは、アクティブ・ファンドである点を考慮するとやむなし、と思うのですが、現代ポートフォリオ理論からすると、

  1. 国の分散がされていないこと
  2. アクティブ運用であること

という点により、このファンドだけを保有することは最適な投資といえないことになります。「1」の点は、別途、他の資産クラスを保有することでカバーできます(同ファンド保有者がそうしているかは知りませんが)。

では「2」の点をみてみたいと思います。

統計上、大半のアクティブ運用の投信はパッシブ運用(インデックス運用タイプ)に勝てないのですが、優秀なファンドマネジャーによって運用される「ごく一部」のファンドはインデックスを上回る成績を納めています。

よって、さわかみファンドが、その「ごく一部」になれるか?という点が注目されるわけですが、ファンド開始から約8年間の実績では、TOPIXを上回る成績を残しています。

さわかみファンドの長期実績(対TOPIX)

同ファンドは、「アクティブ運用」というわりに、相当数の会社を組み込んでおり、一見、「これではインデックス運用ではないか」と感じるのですが、明細をみると、かなり個性的な運用をしており、これが故に、賛否両論が出て、WEB上で喧々諤々の議論がされるネタとなっています。

同ファンドを開始初期から保有している者として、対TOPIXを上回る結果となった主たる理由は以下だと思います。

  • 1999年~2000年初のITバブル時期にIT系の会社を全く組み込まなかった為、2000年のITバブル崩壊の影響がなかった(この時期、逆に上昇した)。
  • 金融機関(特に銀行)を組み込んでいない為、2002~2003年、2007年の銀行関連株の暴落の影響を受けていない。

ハイテクといえば、日本の代表業界、銀行といえば日本の株式市場の時価総額上位銘柄ですので、これらを除外するとは、相当なポリシーをもっていると思います。

では、非常にいいファンドじゃないか、と言われるかもしれませんが、以下の問題点(?)or懸念事項があり(それが同ファンド否定派の主たる理由ですが)、同ファンドを長期保有しており、かつ、その恩恵を受けているにも係らず100%信用できないでいる状態です。

  1. 偶にorしばしば、「え、この会社を保有するの?」「どうして?」ということがある。
  2. 澤上氏の後継問題。
  3. 最近、ちょっと宗教臭がする

「1」について。

現在の「1」の代表例は「三洋電機」です。結構高い組み入れ率で、当然、会社がああいう状況なので含み損抱えています。過去にもそのような銘柄がいつくかありました。要は、前述の通り、相当なポリシーを持ったファンドであるのでしょうが、その組み入れ方針がよく分からない、という点があります。

「2」について。

後継者問題は意識していましたが、この後継者を息子にしようとしている気配があるのが気になります。サラリーマン根性のマネージャーを他から連れてくるより、息子さんの方が、澤上氏のフィロソフィーをより理解でき、いい運用ができる、という考え方もあると思うので一概に否定もできませんが、個人的には、同ファンドへの追加投資はストップしました。

「3」について。

知っている人は知っているのですが、さわかみファンドの購入者は「信者」というような方が多いようなのです。僕のような「信じる心」が薄いと、ちょっと違和感があったりして・・・。これについてはあまり多くを書きません(信者からのアタックが怖いので)。

尚、僕の現在の日本株クラスの構成は、

  • TOPIX連動ETF
  • 銀行業株価指数連動ETF(完全なる失敗投資です)
  • さわかみファンド

当初はさわかみファンドだけだったのですが、銀行が復活しつつあり、かつ、金利上昇局面が近づいてきているのに、銀行株を組み入れないので、それをカバーすべく、銀行株価指数連動ETFを定期購入、息子さんがHPに登場するようになってからは、同ファンド購入をストップし、TOPIX連動ETFを定期購入。

結果は・・・・、

最初の2つの含み損をさわかみファンドの含み益がカバーしている状態です・・・。

さわかみ信者の方々からは「それみろ!!信仰が足りないからだ!!」といわれそうですね・・・。数字的には、同ファンドの実力を認めざるを得ないのですが、上記の点あり、それでも「ちょっとダウト」の状態です。

しかし、日本株クラスに同ファンドを入れるのはスパイスとしてはいいのではないか、と思っており、皆さんにもお勧めする次第です。

最後に同ファンドについての他のブログでのコメントをリンクしておきます。

-投資信託-さわかみファンドは買いか?

20歳からの投信による資産形成(さわかみファンド)

rennyの備忘録(さわかみファンドに投資している理由)

NightWalker's Investment さわかみファンドの怪しい魅力(1)(2)

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投資信託

株などへの投資方法は、

  1. 証券会社口座での購入による直接投資
  2. 投資信託を購入することによる間接投資

の2つがあります。

今までの日本の投資信託は、

  • 割高な販売手数料
  • 割高な信託報酬料
  • インデックスに勝てない運用成績
  • 証券会社都合による乗り換え勧誘の横行
  • 資産流出により自然消滅する投信が多い

などの理由により、個人の長期の資産形成の観点からは全く問題にならない投資信託ばかりでした。これは、証券会社ばかりの問題でなく、日本の消費者の長期投資(投機でなく)というものに対する知識不足にも問題があったと思います。

まだまだ、その手の投資信託が横行していますが、最近では非常に優良な投資信託が出てきており、他のブログで随分紹介されていますが、投資初心者の方にはお勧めだと思いますので、当ブログでも紹介したいと思います。

僕が「優良だ」と判断する点は以下です。

  • ノーロード(販売手数料なし)
  • 安い信託報酬料(1%未満)
  • 国内外に分散
  • 株式/債券/不動産のアセットクラスに分散
  • 各々のアセットクラスはインデックスに連動
  • 運用会社の運用ポリシーが明確(低コストの長期投資)

現時点でのお勧め投資信託は以下です。

  1. SBI資産設計オープン(スゴ6)<住信-STAMインデックス・ファンド・シリーズ>
  2. セゾン・バンガード・グローバル・バランス・ファンド
  3. マネックス資産設計ファンド

「1」は、メインファンドを構成する各アセットクラスを別々に購入することも可能なので、

「既に<日本株クラス>は保有しているが、これらを売却せずに他のアセットクラスを投信で購入していきたい」

というような方(まさしく僕ですが)には、非常に便利な投信だと思います。

尚、投資信託の考え方については、僕のお勧めブログである「-資産運用-消費者に良い投資信託を買おう」で非常に分かりやすくまとめてありますので、是非、訪問して下さい。

「人に勧めておいて、自分はどれを購入しているのか?」と聞かれると・・・、

まだ何れも購入していません!!

僕の場合、米国の証券会社口座を開設したばかりであり、これらの投資信託がやっていることと全く同じことをより低コストで実現できるのです。

しかし、最近、「管理の煩わしさ(自分の管理コスト)」や「自分の突然死リスク(残った家族が分かる体制にしておくべき)」という観点から日本の証券口座、かつ必要最低限の数の口座で運用すべきでないか、と考え直しているところです(しかし、米国証券口座に既に送金したしな・・・・)。

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